#E0008 粉じん発生作業に従事する労働者の呼吸用保護具の装着方法と呼吸用保護具の意識に関する調査
有害粉塵に曝された日本人労働者の呼吸保護具の使用状況について
仕事中に有害な粉塵にさらされる労働者は、中毒や急性呼吸器疾患から身を守るために、適切な呼吸保護具(RPE)を着用しなければなりません。これを怠ると、長期的にはじん肺や肺がんなどの病気になる可能性があります。
毎年約200人のじん肺患者が新たに報告されている日本では、労働安全衛生規則により、有害物質にさらされる労働者に対して、個人用保護具(PPE)の教育や使用を義務付けています。
しかし、それにもかかわらず、これまで職場におけるRPEの使用状況について調査した研究はほとんどありませんでした。我々は、横断研究を通じて、職場で有害な粉塵粒子にさらされる日本の労働者が使用するRPEの種類と方法について、このギャップを埋めることを目的としました。2018年7月から12月にかけて、製造業9社、10種類の工場で働く男性労働者212名を対象に調査を行いました。
質問票は8名の産業医の意見をもとに作成し、作業従事期間、RPEの種類、RPEの使用方法、RPEに関する労働者の意識など、作業の基本情報を求めました。この調査に続き、現場のRPE使用の実態を把握するため、10製造所のうち8製造所を対象に現地調査を実施しました。
調査の結果、53.3%の作業員がフィルター交換式防塵マスクを使用していることがわかりました。そのうち、50%が最も適切とされる頭頂・後頭部ではなく、ヘルメットの周囲に装着していました。その理由のひとつは、その際にRPEを外しやすいからかもしれません。19.3%が使い捨ての防塵マスクを使用し、理想的な動力式空気浄化呼吸器(PAPR)を使用した労働者はいませんでした。これはおそらく、法律でこのマスクの使用が義務付けられていなかったことと、コストがかかるためだと思われます。
さらに、顔へのかぶれを防ぐためにフェイスピースクッションと顔の間にニットカバーを使用している作業者は27.4%、熱線や熱いものから身を守るためにタオルを使用している作業者は11%であった。このうち、面体クッションと顔の間に布を挟んでいる作業者の69.5%は、RPEに問題を感じていないことがわかりました。全体として、73.6%の作業者が自分のRPE装着方法は正しいと考え、自分の方法が間違っていると考えたのはわずか8.5%でした。
これらの結果から、日本の作業者は様々な方法でRPEを装着しており、教育やテストによってRPEの不適切な使用方法を回避し、有害粒子からより効率的に保護することができることが示唆されました。
(注:本記事は原文英語記事からDeepLを用いて自動翻訳したものです)。
元のジャーナル記事へのリンク:https://www.jstage.jst.go.jp/article/eohp/1/2/1_2019-0005-FS/_article/-char/en
この記事のタイトル:
A survey on methods of wearing respiratory protective equipment and awareness of respiratory protection among workers engaged in dust-generating work
著者:
Taiki Shirasaka, Hajime Ando, Kazunori Ikegami, Akira Ogami