#E0036 COVID-19パンデミックについて、産業医はどのような情報を有用と感じるか:アンケート調査

産業保健活動/産業保健職

ブリッジング・ザ・ギャップ:パンデミックにおける産業医向け情報サービス


COVID-19のような感染症パンデミックの初期段階では、特に医療従事者による情報発信が非常に重要です。職場では、産業医が信頼できる情報を収集し、感染拡大の防止策を講じることで、従業員の労働衛生を守り、事業が順調に推移するようにしなければなりません。しかし、新たなパンデミックの始まりには、十分な調査やデータがないため、さまざまな側面からの情報がまばらになっています。そのような場合、産業医はどこから情報を得ればいいのでしょうか?


日本の研究者たちは、この疑問に答え、COVID-19のパンデミック時や今後のパンデミック時に、産業医が簡単に情報を得ることができる方法を考え出しました。


まず、COVID-19に関する情報を、ウイルス(宿主、感染力)、病気(経過、検査、治療)、日本の公衆衛生対策や規制、入国制限などに分類してリスト化した情報サービスを作成しました。そして、このリストを複数の産業医に送付し、さらに職場や雇用主に対するガイドライン、関連するケーススタディも紹介しました。


4ヵ月後、オンライン調査により、産業医が自分でインターネットから情報を得る場合と比較して、上記の方法で情報を得ることの有用性と容易さを評価しました。


回答者の95%以上が、情報サービス、特にケーススタディが役に立ったと答えました。医師が情報サービスを有用と感じた理由は、利用可能な情報が効率的にまとめられていること、定期的に更新されていること(ユーザーが気軽にアクセスできる)、日本語であること、信頼できる機関から提供されていること、などが挙げられます。これは、多忙な医師にとって有益であった。しかし、海外の労働安全衛生団体のガイドラインやグッドプラクティスの情報をもっと知りたいという声もありました。


今回の調査から、特に感染症発生初期において、アクセスしやすく、定期的に更新され、信頼できる産業医向けの適切な情報サービスの有用性と必要性が明らかになりました。


産業医は、企業や雇用主とともに働き、医療と企業の橋渡しをします。パンデミック発生時には、産業医が企業にとって最良のアドバイザーとなります。そのため、信頼性の高い自動情報発信システムは、COVID-19のような将来の感染症発生に備えて、産業医をサポートするのに役立ちます。


(注:本記事は原文英語記事からDeepLを用いて自動翻訳したものです)。


 

元のジャーナル記事へのリンク:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/eohp/3/1/3_2021-0001-FS/_article



この記事のタイトル:
What types of information about the COVID-19 pandemic do occupational physicians find useful?: a survey



著者:
Juri Matsuoka, Rina Minohara, Yuko Furuya, Kota Fukai, Haruna Hirosato, Naoto Ito, Kiminori Odagami, Tomohisa Nagata, Masako Nagata, Yuichi Kobayashi, Koji Mori



DOI:
10.1539/eohp.2021-0001-FS

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