#0031 肥満、メタボリックシンドローム、非アルコール性またはアルコール性肝酵素上昇が生活習慣病介入後の糖尿病発症率に及ぼす影響: J-DOIT1のサブ解析
ライフスタイル介入による糖尿病管理のためのターゲットグループの特定: ランダム化比較試験からの知見
2型糖尿病は、今や世界的な健康問題です。完治につながる治療法がないため、通常は症状を管理することが、この病気をコントロールするための最も一般的な臨床アプローチの1つとなっています。糖尿病が発症する前から、発症のリスクが高いと判断された人は、血糖値を管理するために生活習慣を改善するようアドバイスされることが多いようです。
このアドバイスは、医療専門家による継続的なサポートと定期的な指導という形で行われます。しかし、このようなアウトリーチ(例えば電話によるサポート)を費用対効果よく実施するためには、サポートを提供するための正しい戦略だけでなく、その戦略が最も効果的であるターゲット集団を決定する必要があります。
このため、世界中でいくつかの研究が行われています。日本では、空腹時血糖値異常(IFG)の糖尿病予備軍2607人を対象としたランダム化比較試験「Japanese Diabetes Outcome Intervention Trial-1」が開始されました。目的は、電話を通じて提供される生活習慣のサポートが、糖尿病の発症を減らすのに役立つかどうかを調べることでした。介入群に配置された参加者は、1年間、運動習慣、体重、食事、アルコール摂取に関する電話による生活習慣サポートを受けました。その後、参加者の健康状態を平均約5年間追跡調査しました。
追跡期間終了後、参加者のうち、体重超過、メタボリックシンドローム、アルコール性または非アルコール性脂肪性肝疾患のある人は、糖尿病の発症率が2~3倍高いことがわかりました。さらに、介入は非アルコール性肝酵素上昇のある参加者のみに有効でした。つまり、非アルコール性脂肪肝疾患や「原因不明」の肝酵素上昇を伴うIFGの糖尿病予備軍は、費用対効果の高い生活習慣病の介入対象集団として適していることがわかりました。
(注:本記事は原文英語記事からDeepLを用いて自動翻訳したものです)。
元のジャーナル記事へのリンク:
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/1348-9585.12109
この記事のタイトル:
Effects of obesity, metabolic syndrome, and non-alcoholic or alcoholic elevated liver enzymes on incidence of diabetes following lifestyle intervention: A subanalysis of the J-DOIT1
著者:
Naoki Sakane, Kazuhiko Kotani, Akiko Suganuma, Kaoru Takahashi, Juichi Sato, Sadao Suzuki, Kazuo Izumi, Masayuki Kato, Mitsuhiko Noda, Shinsuke Nirengi, Hideshi Kuzuya