#0091 仕事中の歩き方: 病院看護職員における最大歩行速度と作業能力との関連性
歩行速度が看護師の作業能力スコアを予測する
米国では、看護師の年齢の中央値が53歳であることから、看護師の身体機能の低下を懸念する声も聞かれます。看護師は病院での医療に重要な役割を担っているため、これは深刻な問題です。
ある人の体力を数値化する簡単で客観的な方法のひとつに、歩行速度(平らな場所を歩く速度)があります。これまでの研究で、歩行速度は高齢者の身体機能や障害の強い予測因子であることが示されており、我々は、看護師として働く高齢者の作業能力にも相関があるのではないかと仮説を立てました。
この仮説を検証するために、外傷センターで入院患者をケアする看護師と看護助手312人を対象に研究を行いました。10mの距離での歩行速度を記録し、長期的な病気や欠勤の結果を予測する「作業能力指数」の質問で作業能力レベルを評価しました。また、太り過ぎを示す体格指数の値も記録しました。
Journal of Occupational Healthに掲載された報告書では、最大歩行速度が速い看護師ほど、作業能力スコアも高いことが指摘されています。最大歩行速度が最下位に位置する看護師は、速い看護師よりも作業能力スコアが不良から中程度になりやすく、最大歩行速度が上位に位置する看護師は、遅い看護師よりも作業能力スコアが良から優秀になりやすい。当然のことながら、肥満度を示す体格指数を持つ看護師は、最大歩行速度が遅く、作業能力スコアが低いことがわかりました。
この結果は、歩行速度が看護師の作業能力を評価する便利なツールになること、そして歩行速度の改善は看護師の健康とウェルネスを促進する取り組みの適切なターゲットになり得ることを示唆しています。また、10m歩行の簡便性から、他の職業にも応用できる可能性があります。
(注:本記事は原文英語記事からDeepLを用いて自動翻訳したものです)。
元のジャーナル記事へのリンク:
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/1348-9585.12171
この記事のタイトル:
Walking at work: Maximum gait speed is related to work ability in hospital nursing staff
著者:
Chad Aldridge, Victor Tringali, Robert Rhodes, Kohl Kershisnik, Debra Creditt, Jorge Gonzalez-Mejia, Jose Lugo-Vargas, Jean Eby