#E0031 慢性頚部痛を有するオフィスワーカーにおいて、テーラードヘルスケアWebアプリケーションを用いたプレゼンティズムによる金銭的損失の低減要因:単群事前・事後比較研究

物理的要因/人間工学

首の痛み: 未病の労働者による金銭的損失を軽減するための要因について


体調不良のまま仕事をすると、生産性の低下や健康への悪影響が懸念されます。しかし、世界中には、長時間労働や体調不良のまま仕事をする人がいます。それが、上司に対してより勤勉で献身的であるように見せるためのパフォーマンス的な理由である場合、それは「プレゼンティズム」と呼ばれます。プレゼンティズムは金銭的にも深刻な影響を及ぼす プレゼンティズムの主な原因の1つは首の痛みで、これはオフィスワーカーの間で一般的かつ深刻な健康問題です。今回、京都大学の研究者は、慢性的な首の痛みに対してカスタマイズされたウェブベースのヘルスケアアプリケーションを使用することで、プレゼンティズムによる金銭的損失を解決できるかどうかを問いました。


身体的・精神的なヘルスケアに用いられるWebアプリケーションは、アクセスのしやすさ、可用性の向上、遠隔相談機能などにより、その人気が高まっています。本研究では、運動器の症状を訴える人々を理学療法士や作業療法士につなげることを目的とした、株式会社バックテック(京都市)のアプリ「ポケットセラピスト」に注目した。つまり、研究参加者全員に同じ治療(ポケットセラピストアプリ)を行い、研究期間前後の症状を評価したのです。


研究チームは、12週間にわたる86人の患者さんのアプリ使用データを分析し、アプリ使用によりプレゼンティーズムによる金銭的損失が減少することを発見しました。さらに、アプリを利用した労働者は、うつ病のリスク低下や身体症状の改善も見られた。首の痛みの強度の低下とアプリの使用量の増加は、プレゼンティズムによる金銭的損失の低下と有意に関連していました。しかし、本試験は単一群であるため、結果を確認できる比較群がなく、首の痛みの減少がアプリの使用のみによるものかどうかを結論づけることはできません。今後、複数の試験群を含む研究を行うことで、研究の進展が期待されます。


首の痛みの強さの軽減とウェブアプリの使用頻度が、プレゼンティズムによる金銭的損失の軽減の要因であることを明らかにした最初の研究です。


(注:本記事は原文英語記事からDeepLを用いて自動翻訳したものです)。


 

元のジャーナル記事へのリンク:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/eohp/3/1/3_2020-0024-OA/_article



この記事のタイトル:
Factors for reducing monetary loss due to presenteeism using a tailored healthcare web-application among office workers with chronic neck pain: a single-arm pre-post comparison study



著者:
Yu Odake, Naoto Fukutani, Kanako Shimoura, Tappei Morino, Natsuki Matsumura, Niu Qian, Yuki Shinohara, Kohei Mukaiyama, Momoko Nagai-Tanima, Tomoki Aoyama



DOI:
10.1539/eohp.2020-0024-OA

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