#E0012 高ストレスと職務上の不満が長期欠勤に及ぼす複合的な影響: 日本人従業員を対象とした1年間の前向き研究

メンタルヘルス/心理社会的要因

仕事に関するストレスと仕事への不満は、病気による長期欠勤のリスクファクターである


病気による長期欠勤(ここでは4週間以上の欠勤と定義)は、日本における公衆衛生上の大きな問題であり、その欠勤は従業員の平均余命や復職の可能性に悪影響を及ぼします。したがって、このような欠勤の予測因子を理解することは、労働者とその雇用主が早期に予防策を講じるために重要です。


我々は、仕事に関連したストレスが高く、仕事に不満を持っている従業員は、病気による長期欠勤のリスクが高いという仮説を立てました。仮説を検証するために、日本の金融サービス企業の従業員14,687人を対象とした調査を実施しました。2015年の7月と8月に、これらの従業員は、職務ストレスと職務満足度の両方の指標となる「職務ストレス簡易調査票」に回答しました。その後、会社の人事記録を用いて、2015年7月から2016年7月にかけて発生した長期疾病関連欠勤の事例を検出しました。


ストレスレベルが低いか普通で、仕事に満足している従業員と比較して、ストレスレベルが高く、仕事に不満がある従業員は、長期疾病関連欠勤を経験する確率が6倍以上となりました。さらに、ストレスレベルが高くても仕事に満足していると答えた従業員は、ストレスがなく満足している従業員と比較すると、やはり病気に関連する長期欠勤を経験する可能性が5倍以上高くなっていました。


この結果から、仕事に関するストレスレベルが高く、仕事への不満がある従業員は、長期的な病気による欠勤のリスクが特に高いことがわかりました。しかし、このような欠勤のリスクは、高いストレスレベルを経験した従業員だけでは、まだ高くなります。したがって、ストレスの多い従業員には、自分の健康状態や長期の病気予防の方法について医師に相談することを勧めます。適切な介入は、従業員と雇用者双方の利益につながります。


(注:本記事は原文英語記事からDeepLを用いて自動翻訳したものです)。


 

元のジャーナル記事へのリンク:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/eohp/2/1/2_2020-0002-OA/_article



この記事のタイトル:
Combined effect of high stress and job dissatisfaction on long-term sickness absence: A 1-year prospective study of Japanese employees



著者:
Akiomi Inoue, Yuko Kachi, Hisashi Eguchi, Akihito Shimazu, Norito Kawakami, and Akizumi Tsutsumi



DOI:
10.1539/eohp.2020-0002-OA

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