#E0024 産業現場での歯科検診と産業保健師による健康教育
職場の歯科検診と歯の健康教育で健康的な行動を促す
神戸製鋼所健康保険組合の事業では、歯科医療費が最も大きな支出項目となっていますが、ほとんどの組合員が歯科検診を利用していません。そこで、約3,000人の従業員を抱える一つの事業所において、全従業員を対象に歯科検診を実施するプロジェクトを立ち上げました。その後、従業員の歯科保健行動の改善状況を調査しました。
2012年から2015年にかけて、歯科検診会社が検診を実施しました。さらに歯科治療が必要な従業員の歯科医院受診を促すため、2015年に産業保健師が健康教育セミナーを開催しました。このセミナーでは、歯の健康や歯科健診の価値に関する情報、虫歯予防の方法に関する議論、最適な歯磨きやフロスの方法に関する実践的なトレーニングが行われました。また、従業員は2015年の教育セッションの前後と、2016年の第2回教育セッションの前後に、6種類の歯の健康行動に関するアンケートに回答しました。
歯の健康アンケートのデータを分析したところ、2015年の教育セッションの後、各健康行動へのコミットメントが上昇しました。しかし、2016年の教育セッション前の調査時点では、これらのコミットメントレベルは再び低下していました。歯科医院を受診したと回答した従業員の割合は、歯科健診後に上昇しましたが、健診後、時間の経過とともにその割合は減少しています。興味深いことに、歯科医院への受診の増加は、従業員1人当たりの歯科医療費の増加には結びつかず、大規模な歯科介入は通常必要なかったことが示唆されました。
全体として、職場の歯科検診と歯科健康教育セッションは、少なくとも一時的に、歯科医院への受診と歯の健康を増進する行動を促進する有効な手段であることが示されました。今回の結果を踏まえ、今後は歯科保健に関する情報を盛り込んだ産業保健教育セミナーを定期的に開催していく予定です。このようなセミナーを定期的に開催することで、健康的な行動の継続的な遵守を促進することができるはずです。
(注:本記事は原文英語記事からDeepLを用いて自動翻訳したものです)。
元のジャーナル記事へのリンク:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/eohp/2/1/2_2020-GPS04/_article
この記事のタイトル:
Dental checkup in the occupational setting and health education given by occupational health nurses
著者:
Emiko Uenishi, Akiko Ohara, Rie Suzuki, Kazumi Sasamoto, and Satoko Zama