#E0091 メンタルヘルスケア:COVID-19対策における欠落した要素?

メンタルヘルス/心理社会的要因

メンタルヘルスケア:COVID-19対策における欠落した要素か?


うつ病として広く知られる大うつ病性障害が、COVID-19のブレイクスルー感染リスク因子として及ぼす影響に関する研究は限られているものの、うつ病と一般的なウイルス感染症との関連性は研究で実証されている。イタリアや日本などの国々では、パンデミック後に一般人口におけるうつ病症例の急増が報告された。日本では2021年10月時点で一般人口のワクチン接種率が61.8%に達したにもかかわらず、接種後のブレイクスルー感染が報告されており、ワクチン単独では効果的な感染対策とならないことが示唆された。そこで疑問が生じる:「何が欠けているのか?」


研究者らは行動制限がワクチン接種後のブレイクスルー感染を引き起こす可能性を仮説として提示している。ただしこの分野の研究は限定的である。そこで本研究では「ワクチン接種後も、うつ病がCOVID-19感染リスクを高める可能性があるか」を検証した。病院職員を対象とした対照群調整研究において、疫学研究用うつ病尺度(CES-D)陽性をリスク指標として用いた。もしうつ病とブレイクスルー感染に相関が認められれば、感染対策に加え、影響を受ける集団へのメンタルヘルスケアの統合が必要となる。


本研究は、2020年4月から2021年11月にかけて、日本最大級の大学病院である順天堂大学病院の常勤職員2,163名を対象に実施された。対象は、COVID-19ウイルス(SARS-CoV-2)検査陽性者、および発熱・呼吸困難などの症状と感染者との濃厚接触歴に基づく臨床診断を受けた職員に限定した。研究対象者は、安全衛生推進課のCOVID-19患者名簿から特定された。


年齢、性別、BMI、既往歴、身体症状、精神的健康状態(CES-Dで測定)を評価・分析した。研究対象従業員の34.2%でCES-D陽性が確認され、分析結果から抑うつ症状がスクリーニングで陽性となった従業員は、抑うつ症状のない従業員に比べCOVID-19ブレイクスルー感染を発症する確率が4倍以上高いことが示された。また、ブレイクスルー感染群では対照群に比べCES-D陽性従業員の割合が有意に高いことも判明した。


研究により、うつ病と免疫機能低下との直接的な関連性が示されており、これがCES-D陽性が感染リスクを高める理由を説明し得る。したがって、メンタルヘルスケアの改善は感染対策の重要な要素となり得る。


(注:本記事は原文英語記事からDeepLを用いて自動翻訳したものです)

元のジャーナル記事へのリンク:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/eohp/6/1/6_2024-0007-OA/_article


この記事のタイトル:
A matched case-control study on the attributable risk of CES-D positivity to the incidence of COVID-19 breakthrough infections


著者:
Yosuke Shimada, Satoshi Hori, Hiroshi Fukuda, Narimasa Katsuta, Mizue Saita, Minoru Ohno, Masaya Satoh, Mari Sato, Toshio Naito


DOI:
10.1539/eohp.2024-0007-OA

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